19日午前0時までに集計された計647人から132人増え、同じ期間に接種者10万人当たりの感染率も12.0人から14.1人に増加した。
ワクチンの種類別では接種回数が1回で済む米ヤンセンファーマ製の接種者が437人で最も多く、米ファイザー製が172人、英アストラゼネカ製が169人、1回目にアストラゼネカ製、2回目にファイザー製を接種する「組み合わせ接種」が1人だった。
接種者10万人当たりのブレイクスルー感染の割合はヤンセンファーマが38.5人、アストラゼネカが16.9人、ファイザーが5.0人、組み合わせ接種が0.7人となっている。
ブレイクスルー感染とみられる事例のうち、変異株の分析を行った226人中72人から主な変異株(デルタ株54人、アルファ株17人、ベータ株1人)が検出された。
感染後に重篤・重症化したのは5人で、ブレイクスルー感染全体の0.6%を占めた。死者はいない。
中央防疫対策本部の関係者は、全てのワクチンでブレイクスルー感染は起こり得るが、国内で使用されているワクチンによるブレイクスルー感染の発生率は非常に低く、発生したとしても接種完了者の重症化率や致死率は低いと強調した。
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