接種による副反応とみられる事例のうち、重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに1件報告された。特に注目すべき有害事象、集中治療室への入院、障害、後遺症などを含む事例の報告は11件あった。このほかの473件は注射した部位の痛みや腫れ、筋肉痛、頭痛などの比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計11万879件となった。7月26日午前0時時点の1回目、2回目の接種累計2262万2058件の0.49%に当たる。
累計接種件数に対する副反応の報告率は、米モデルナ製ワクチンが0.82%、英アストラゼネカ製が0.67%、米ヤンセンファーマ製が0.66%、米ファイザー製が0.26%。
これまでに国内で報告されたワクチン接種後の死者は計427人となっている。ファイザー製ワクチンの接種者が242人、アストラゼネカ製が178人、ヤンセンファーマ製が7人。これらは副反応の報告時に死亡と報告されたケースで、他の副反応が報告された後に容体が悪化し死亡したケースを含めると、死者は計603人となる。
これまでの全ての副反応の報告のうち、95.0%に当たる10万5324件は比較的軽い症状だった。
予防接種対応推進団は副反応の報告件数を毎週月・水・土曜日に発表している。
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