韓国の新羅免税店、中国の免税店企業と提携し合弁会社を設立(画像提供:wowkorea)
韓国の新羅免税店、中国の免税店企業と提携し合弁会社を設立(画像提供:wowkorea)
ホテル新羅が運営する新羅免税店は、中国ハイナン(海南)省で免税店を運営する海南旅投免稅品有限公司(HTDF)と、両国における免税店の運用活性化に向け覚書(MOU)を締結したと発表した。

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新羅免税店は今回のMOUを通じてHTDFと合弁会社を設立し、商品のソーシングや市場開発、人材交流、商品の共同開発など運営全般について協力を行うこととした。

同社は市場の多様化のため、2013年から海外事業の割合を増やし世界における競争力強化に努めている。

新羅免税店は1986年から約30年間、免税ビジネスを行ってきた同社独自の経験とノウハウを活かし2013年にはシンガポール・チャンギ国際空港に韓国企業としては初めて売り場をオープンした。2014年にはマカオ国際空港、2015年にはシンガポール・チャンギ国際空港に化粧品・香水売り場をオープンし、海外で販路を広げている。

2017年には香港国際空港に化粧品・香水売り場をオープンし、アジア3大空港(仁川国際空港、シンガポール・チャンギ国際空港、香港国際空港)で化粧品や香水売り場を運営する世界最初の企業となった。

新羅免税店は「今回のMOUを通じて、新型コロナウイルス拡大のなかでも急成長する中国市場、とくに海南に進出したという点で意義がある。多様な方法で海外市場に進出し、免税市場における困難を克服したい」と話している。

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