韓国元法相、SNSで尹錫悦前検察総長の「週120時間労働」発言を批判(画像提供:wowkorea)
韓国元法相、SNSで尹錫悦前検察総長の「週120時間労働」発言を批判(画像提供:wowkorea)
韓国法務部(法務省に相当)のチョ・グク元長官がユン・ソクヨル(尹錫悦)前検察総長の「週120時間労働」発言を批判する先頭に立った。

 去る20日、チョ元長官は尹錫悦氏を批判する文章を8時間にわたって6つも掲載して、対立した。

 まずチョ元長官は「週5日24時間働いても120時間だ。大量過労死の“地平線”を開く提案だ」と批判した。 ここで”地平線”は去る6月、尹氏が延世大学・金大中図書館を訪問して芳名録に誤記したことを皮肉ったものとみられる。

 続けて、チョ元長官はある漫評を共有。この漫評には「1週間に120時間でも一生懸命働き、その後、思いっきり休まなければならない」という尹氏の言葉に、あるがい骨が「今120時間満たしたので、これから遊びに行ってみようか」と絶叫する内容が盛り込まれた。

 また「尹錫悦が夢見る勤労時間制」という文とともに、120時間勤務を非難する時間表を掲載し、「脈絡も現場も分からない尹錫悦」というタイトルの記事を共有した。

 一方、尹氏はこの日、毎日経済とのインタビューで「週52時間制は失敗した政策」と強く批判した。

 彼は「スタートアップの青年たちに会ったら、週52時間制施行に例外条項を置いて労働者が条件を合意するか、選択できるようにしてほしいと吐露した」とし、「ゲームを一つ開発するためには週に52時間ではなく、1週間に120時間でも一生懸命働き、その後に思う存分休まなければならないということ」と述べた。

 その後、論争が広がると尹氏は「週120時間労働」発言について釈明した。

 尹氏は同日、テグ(大邱)チュング(中区)テシンドン(大新洞)の西門市場で商店街連合会の懇談会を終えた後、記者団に対して自分の発言がわい曲されたと強調した。

 尹氏は「私が会ったスタートアップ現場の青年たちは『平均的に週52時間を維持することを前提に、ゲーム開発など短期間の集中勤労が必要な場合、週52時間を画一的に適用するのではなく、集中的に働いてその分長く休むことも許容しなければならない』、『現行の弾力勤労制だけでは足りないので、業種の特殊性も考慮して、政労使の合意によって勤労条件の例外をより幅広く認めてほしい』という苦情を吐露した」と説明した。

 続けて「週120時間を勤務することは誰が見ても不可能な話で、私にその言葉を伝えた方々も『週52時間制を画一的に適用することによる現場の困難』を強調したもので、実際に120時間ずつ過労しようという趣旨では全くなかった」と付け加えた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2