「障害者へのいじめ加害発言」東京五輪開会式の楽曲担当の小山田圭吾氏が辞任=韓国でも報道(画像提供:wowkorea)
「障害者へのいじめ加害発言」東京五輪開会式の楽曲担当の小山田圭吾氏が辞任=韓国でも報道(画像提供:wowkorea)
学生時代、障害者の友人に排泄物を食べさせるなど過酷な行為が物議をかもした東京五輪開会式の楽曲担当のミュージシャンの小山田圭吾氏が開幕4日前に自ら辞任した。小山田氏の辞任のニュースは韓国でも報じられた。

 小山田氏は19日、自身のSNSを通じて「東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会に辞任の申し出をさせて頂いた」とし「皆様より頂きましたご指摘、ご意見を真摯に受け止める」と伝えた。

 小山田氏は1994年、雑誌のインタビューで障害者の友人に悪質な行為をした事実を明かした。インタビュー当時は大きな騒動に発展しなかった。しかし彼はオリンピック・パラリンピックで重要な役割を担うことになると、日本国内で批判が殺到した。

 小山田氏は最近SNSを通じて過去の行動について謝罪した。大会組織委員会も「引き続き最後まで準備に尽力していただきたい」とし、留任の方針を明かしていた。だが、非難の声があがると結局、この日辞任を公式発表した。

 一方、小山田氏は2019年、韓国で開催された「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2019」のヘッドライナーとしてステージに登場した際に物議をかもしたことがある。公演中に旭日旗に似た模様の映像を上映したため、韓国のファンから抗議を受けた。

 その後、公式SNSで「オープニング映像が旭日旗を連想させるとの指摘は事実ではない。本映像は60年代、米国の某教育映画をポップアート映像としてサンプリングしたもの」と説明。さらに「このサンプリングで旭日旗を連想させようという意図は全くない上、旭日旗でもなければ政治的意図も全くない」と伝えていた。
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