中国では、新型コロナワクチンの接種が「10億回分」を突破した(画像提供:wowkorea)
中国では、新型コロナワクチンの接種が「10億回分」を突破した(画像提供:wowkorea)
中国では 新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が「10億回分」を突破し 集団免疫が加速化している中、南部地域では「デルタ変異株」の拡散により 懸念が高まっている。

今日(21日)中国 国家衛生健康委員会によると、今月19日までで 本土内31の省・市・自治区(香港・マカオは除外)における累積の新型コロナワクチン接種は、10億148万9000回分と集計された。中国の保健当局は「このような大規模接種は、全ての中国人が共に努力した結果だ」と評価した。

中国は来年2月 北京冬季オリンピックを開催するために、集団免疫を一日も早く形成しなければならない状況にある。中国は今月までに 14億人の人口の40%である5億6000万人にワクチンを接種し、今年中に3億3000万人の さらなる接種により、人口全体の64%の接種を完了させる計画である。

中国は 自国製の新型コロナワクチンだけを許容している状況で、接種対象者を18歳以上から 今月には 学生たちへと拡大させた。

一方 南部の広東省は、20日の午後6時(現地時間)基準で ワクチンの累積接種件数が1億112万4200回分となり、1億回分を越えた。

広東省では 広州・深センなどで「デルタ変異株」が発見されたことで、接種速度を高めている。インド発のデルタ変異株は、既存の新型コロナウイルスだけでなく 英国発のアルファ変異株よりも、感染力が60%も強いとされている。

広東省では 先月21日から今月19日0時までに、累積で153人の感染者が発生している。

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