30日(現地時間)ロイター通信によると、この日 バイデン大統領は デラウェア州ニューキャッスルにある参戦戦士記念公園で開かれたメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)記念式の演説で「2週間後 ジュネーブでの首脳会談で『米国はロシアの人権蹂躙を傍観しない』という点をはっきりさせる」と語った。バイデン大統領はこの日の演説で「米国は『あらゆる男性と女性は平等だ』という理想を基に建国された」とし「米国は、人権蹂躙に対して声を上げる義務がある」と強調した。
バイデン大統領は、ロシアによる人権蹂躙事例を具体的に言及はしなかったが、ウラジミール・プーチン大統領の政敵である アレクセイ・ナワリヌイ氏への弾圧などを念頭に置いたものだとみられる。
来月16日 ジュネーブで開かれる米露首脳会談では、バイデン政権の外交の核心である「人権問題」が公式議題としてあがる予定で、双方が対立している「米国へのロシアによる選挙介入」および「ハッキング問題」、「ロシアとウクライナ間の関係」なども話し合われるものとみられる。
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