ソウル市、太陽光新技術実証団地を造成… 15の革新技術を実証(画像提供:wowkorea)
ソウル市、太陽光新技術実証団地を造成… 15の革新技術を実証(画像提供:wowkorea)
30日、ソウル市は最新太陽光技術のテストベッドの役割をする‘太陽光新技術実証団地’をヤンチョン(陽川)区のソウルエネルギー公社に造成し、31日に竣工式を開催すると発表した。

公募を通じて選ばれた16企業が参加し、カラー建物一体型太陽光(BIPV)や建築BIPV、道路太陽光、防音壁など、15の技術検証に乗り出す。ソウルエネルギー公社内の建物の壁面、屋根、垣根、駐車場、道路などに研究開発段階にある技術を直接適用し、臨場感ある実証が可能になるとソウル市は説明した。

特にソウルエネルギー公社内の発電棟には太陽光新技術を1か所に網羅できるモックアップ(実物大模型)を設置した。最大限同一の環境、条件下での類似技術の性能を比較分析できる。

さらにソウル市は、ソウル技術研究院、韓国エネルギー公団などの6機関と協業し、技術検証、性能確認書の発給、革新技術の広報、販路開拓までパッケージで統合支援するモデルを稼動する。ソウル市が総括企画を担当し、6機関がそれぞれの特性を活かして革新技術の商用化支援に乗り出す。

ソウル市は15の技術に対する実証を進めた後、ソウル技術研究院など、専門機関の技術検証と性能評価を経て優秀技術を選定する。これらの技術には性能確認書を発給し、商用化されるよう支援する。

優秀技術はソウル市公共機関の建物にも適用する計画だ。ソウル市はランドマークになり得る対象地を選定し、今年テスト事業を進める予定だ。

ソウル市グリーンエネルギー課のイ・ムンジュ課長は「公共と民間が一緒に協力して作ったという点で『太陽光新技術実証団地』はより大きな意味がある」とし「革新技術を持続的に発掘し、未来都市型太陽光技術を先導することに最善を尽くす」と述べた。

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