バイデン米大統領は「民主主義」を掲げ、中国に対する警戒心を表した(画像提供:wowkorea)
バイデン米大統領は「民主主義」を掲げ、中国に対する警戒心を表した(画像提供:wowkorea)
ジョー・バイデン米大統領は就任100日を控える中 「民主主義」を掲げ、中国に対する警戒心を表した。「民主主義」は何かを推し進める時、人々の「合意」に かなりの時間をかける一方、中国は独裁政治により素早い意思決定が可能だ。バイデン大統領がこのような話をしたのは、自身が推進している4兆ドル規模のインフラ投資案が、速やかに議会を通過しなければならないという胸中を明らかにしたものとみられる。

米CNNによると、バイデン大統領は 就任100日を二日後に控えた28日(現地時間)午後 ホワイトハウスで、ケーブルニュースのアンカーたちを集め「21世紀も 民主主義が成功できるかどうかという挑戦を受けている」とし「民主主義が機能するのかに対するものだ」と伝えた。

バイデン大統領は「全てがあまりにも速く動いている。世界・科学・技術および多様な問題の状況が、非常に速く変化している」とし「(このような状況で)我々のような天才的な民主主義が、独裁政治と時間内に競争することに合意することができるのか」と問いかけた。

これは多分に、中国と米国議会を意識した発言である。バイデン大統領は習近平 中国国家主席と長時間 討論をした結果「習主席は、民主主義が中国を追い越すことはできないと考えている」とし、民主主義が中国の独裁政治に勝つためには「“合意”と大きな“投資”が必要だ」と強調した。

バイデン大統領は「大統領として成功するべき2つの問題は、“身体的健康”と“経済的健康”すなわち『国家の健康』だ」とし「就任初期には1兆9000億ドルの景気浮揚策により、100日間で130万の雇用を創出した」と語った。また バイデン大統領による今回のインフラ投資案については「現在 国と世界が変曲点を迎えている」とし「今が大きく進むべき時だ」と強調した。

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