大阪、新型コロナ感染者1000人超え医療崩壊、緊急事態宣言の再要請=韓国報道(画像提供:wowkorea)
大阪、新型コロナ感染者1000人超え医療崩壊、緊急事態宣言の再要請=韓国報道(画像提供:wowkorea)
一日の新規感染者が1000人を超え、新型コロナが急速に広がっている大阪府の吉村知事が「重症医療が危険な状態だ」として緊急事態宣言を要請する意思を表明した。

14日、吉村知事はこの日の記者会見で「前日の感染者が1000人を超えるなど、20代から30代を中心に広がり続けており、危機感を持っている」と明らかにした。前日、大阪の1日の新規感染者は1099人で、初めて1000人を超えた。

吉村知事は「特に重症患者数が先月20日で55人だったのが、前日には233人と急増しており、使用できる病床数を超えた」とし「医療が非常に逼迫しており、重症医療危機状況にある」と強調した。

大阪では5日から緊急事態の前段階である「まん延防止等重点措置」が適用されたが、感染が収まる兆しを見せていない状況だ。

これに対し吉村知事は「重点措置の効果が不十分なら直ちに緊急事態宣言を要請したい」とし「より強い内容の対策が必要だろう」と明らかにした。

一方、日本医師会の中川会長もこの日の会見で「大阪ではすでに必要な時に適切な治療を受けられない医療崩壊が始まっている」とし「重点措置ではなく早期に非常事態宣言発令も必要だと考える」と明らかにした。

大阪府はこの日午後、コロナ対策本部会議を開き、小・中・高校のクラブ活動の自粛を要請する一方、大学の対面授業を中止し、リモートへの転換を要求するなど、教育現場での対策を講じる計画だ。
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