フランスのニコラ・ド・リヴィエール国連大使が、安保理会議後にあげたツイッター(画像提供:wowkorea)
フランスのニコラ・ド・リヴィエール国連大使が、安保理会議後にあげたツイッター(画像提供:wowkorea)
国連安全保障理事会は30日(現地時間)、北朝鮮による弾道ミサイル発射問題を話し合ったが、追加の措置をとることはなかった。米国とヨーロッパを中心に 北朝鮮に対する追加制裁に賛成する意見も出たが、中国とロシアが反対したことが伝えられた。

30日フランス“AFP通信”によると、国連安保理はこの日 30分間の非公開会議を開いた。この日の会議は、フランス・アイルランド・エストニア・ノルウェー・英国のヨーロッパ5か国の要請により開催された。協議は非公開で、決議や公式文書の採択は難しい形式であった。

ほとんどの国々が、今回の北朝鮮によるミサイル発射は 国連安保理決議違反だと非難した。フランスのニコラ・ド・リヴィエール国連大使は会議後 ツイッターを通じて「今日の会議で、私は 最近 北朝鮮の弾道ミサイル発射は安保理決議違反だという事実を繰り返し確認した」とし「北朝鮮の核・ミサイル開発は、国際平和と安定に対する重大な脅威だ」と批判した。

安保理の北朝鮮制裁委員会議長国となっているノルウェーも、自国の国連代表部のツイッターで「北朝鮮政府に対して、安保理の決議を守り 非核化のための具体的な措置をとり、国際社会と意味のある対話をすることを求める」と伝えた。アイルランドとエストニアも、ツイッターを通じて同様の立場を明らかにした。

一方 中国とロシアは、このような意見に反対した。むしろ 新型コロナウイルス感染症の状況の中、人道的支援の必要性を強調し 制裁緩和が必要だという意見も提示したことが伝えらえた。

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