クォン・ジュンウク中央防疫対策本部第2副本部長は7日、定例ブリーフィングで「新種感染病中央臨床委員会で最近、新型コロナウイルスの診療勧告案を通じて、重症患者の治療法としてレムデシビルとデキサメタゾンを積極的に使用するよう勧告している」と明らかにした。
続けて「マラリア治療薬は新型コロナウイルスに効果がないとみられ、一部の患者で不整脈のような深刻な副作用を誘発する可能性があり、カレトラも勧告していない」と述べた。
レムデシビルは同日0時基準で、国内105か所病院の3108人の患者に投薬した状況だ。いまだに他の新型コロナウイルス治療代案がないだけに、高齢、基礎疾患者及び重症患者を対象にレムデシビルが優先的に使用される。
クォン・ジュンウク副本部長は「レムデシビルについて、死亡率を減らせないという海外の評価と発表されたが、まずFDAの承認と臨床を通じて導き出された研究結果などを根拠に、国内の使用推奨診療指針を維持している」と述べた。
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