イギリス発変異コロナが全世界に拡散…アジア・中東・オーストラリアで感染確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
イギリス発変異コロナが全世界に拡散…アジア・中東・オーストラリアで感染確認=韓国報道(画像提供:wowkorea)
イギリスで急速に拡散しているコロナ変異ウイルスが世界各国に広がっている。23日、香港とイスラエル、アイルランドでも初めて感染事例が発生した。アジアと中東で変異ウイルスが報告されるのは今回が初めてだ。先立ってオーストラリアでも変異ウイルスが発見された。

ロイター通信などによるとこの日、香港の保健部はイギリスから香港に帰国した学生2人から発見されたコロナウイルスのサンプルが、イギリスで発生した変異ウイルスと一致したと明らかにした。しかし保健部はこれを確認するためにはより多くの分析が必要だと付け加えた。

同日、イスラエル保健部もイギリスで発生した変異ウイルスがイスラエルで4件発見されたと明らかにした。この中で3人は最近イギリスからイスラエルに帰国した後、政府が指定したホテルで隔離中であり、残り1人の感染経路は現在追跡中だ。

これによりイスラエル保健部は、コロナ対策の指針を改定し、23日から来月1日まで海外から帰国する全てのイスラエル人は指定の施設で隔離しなければならないと発表した。

イギリスで発生した変異ウイルス(VUI-202012/01)は感染力が元のウイルスより70%も強く、子どもたちにも感染しやすいと伝えられている。

実際この日までにデンマーク・オランダ・イタリア・アイルランド・オーストラリア・香港・イスラエルでイギリス発変異ウイルスが確認された。これによりイギリスと隣接するヨーロッパ各国と韓国、香港、インドなど全世界約50か国がイギリスからの入国を制限・禁止している。

イギリスでは、変異ウイルスの影響で今月中旬以降、連日3万人台の新規感染者が発生している。23日には1日に3万9237人の感染者が新たに報告され、前日(3万6804人)に続いて1日で最多数を更新した。

これによりイギリス政府は、26日から施行中のロンドンとイングランド南東部での全面ロックダウンを、イングランド南部全域に拡大すると23日発表した。
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