オーストラリア、コロナ隔離施設でエイズ感染危機、採血針再使用(画像提供:wowkorea)
オーストラリア、コロナ隔離施設でエイズ感染危機、採血針再使用(画像提供:wowkorea)
オーストラリアの新型コロナ隔離施設で採血針を再使用する医療事故が発生し、200人余りがエイズウイルス(HIV)感染の危険に直面したと、アメリカCNN放送が20日(現地時間)報道した。

オーストラリア政府はこの事実を認め、隔離対象者全員にHIV検査を受けることとした。

オーストラリアのビクトリア州保健当局はこの日声明を出し「HIVを含む交差汚染と血液媒介ウイルスの危険があるため、8月20日以前に血糖検査を受けた243人と接触している」と発表した。

続いて「新型コロナは血液によって伝染しないが、 B型肝炎やC型肝炎、HIVは感染の危険があるため全員検査を受けられるようにする」と説明した。

ビクトリア当局は「なぜこのような事が起きたのか調査を行っているので安心してほしい」と明らかにした。

しかし、専門家らは政府側の釈明とは異なり、非常に懸念される状況だと指摘した。 オーストラリア医師協会長はCNN系列会社のインタビューで「今回の事件はオーストラリア内のホテルの検疫プログラムの間違い」とし「ビクトリア州の検疫システムが失敗した証拠はもっと多い」と批判した。

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