【ソウル聯合ニュース】韓国統一部当局者は13日、北朝鮮が先ごろ韓国政府に対し、南北統一策をめぐり韓国による吸収統一についての立場を示すよう求めたことについて「政府は北が主張する吸収統一を推進していない」と述べた。 同当局者は記者団に対し「現政府も過去の政府のように、自主、平和、民主の原則に立脚した漸進的、段階的統一を目指す統一策を継承している」と語った。 北朝鮮が連邦制統一を主張していることについては「どのような統一策がより優秀かという論争よりも重要なことは統一策に関する南北間の論議だ」との見解を示した。 今は南北相互の信頼が不足し対話と協力が本格化していないため、対話と協力を通じ信頼を深め漸進・段階的統一を実現させていく必要があるというのが政府の立場だと説明した。 北朝鮮は7日、国防委員会報道官名の談話を発表し、吸収統一、民間団体による対北朝鮮非難ビラ散布、韓米合同軍事演習に対する韓国政府の立場を示すよう求めた。 hjc@yna.co.kr
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